青春18きっぷの旅2014春(その1)
1泊2日
名古屋市内への旅

(徳川園・徳川美術館〜桃巌寺)
2014年3月23日(1日目)

[名古屋1|進む>名古屋2|名古屋3|名古屋4]

2014年3月は前半で残業が続いたので、月間勤務時間の調整のため24日・25日の2日分休暇をいただいた。
21日〜25日で5連休となったので、中日の23日にホテルの予約を入れ、23日〜24日の1泊2日で
2011年夏以来の「青春18きっぷの旅」を実行した。

小田原で青春18きっぷ「1回目」の使用開始。熱海行きに乗車し、熱海で島田行き、興津で浜松行き、
浜松で豊橋行きと乗り継いで、豊橋から乗ったのは大垣行き新快速電車。これで名古屋まで・・・行かず、
手前の金山で下車。中央本線の高蔵寺行き普通列車に乗り換え、最初の目的地の最寄り駅として降り立ったのは・・・

大曽根駅。
駅近くの寿がきやで少し遅めの昼食を取った後、
向かった最初の目的地は・・・
徳川氏御三家の1つ、尾張藩ゆかりの庭園である
徳川園。3つある出入口のうち、ここは大曽根口。
大曽根口からは入らず、西側に回り込む。
尾張徳川家二代徳川光友の別邸
「大曽根下屋敷」の黒門。
黒門をくぐり、画像左側の「徳川園」の幟が立っている
辺りを左折すると徳川園の黒門口がある。
名古屋市蓬左文庫。尾張徳川家伝来の書籍の収蔵・
公開を行っている。徳川美術館と通路でつながっており、
徳川美術館の見学ルートに含まれている。「蓬左」は
蓬莱宮(熱田神宮)の左(北)に位置する名古屋の異称。
徳川美術館。尾張徳川家歴代相伝の重宝や他家からの
購入品、寄贈品を含めた大名道具約1万点を収蔵する。
観覧料は1200円と比較的高額だが、徳川園(300円)との
共通観覧は1割引の1350円になる(券は2枚発行される)。
先に徳川美術館・蓬左文庫の観覧を終えてから
黒門口より徳川園に入園。
入ってすぐの橋の上から龍仙湖を見る。 反対側はこうなっている。
「虎の尾」と称する川に架かる「虎仙橋」。
傍らの立札には「橋の上に立ち止まらないこと」など
三箇条の注意書きが記されている。
そのため下の画像2つは橋の"たもと"から撮影している。
園内を東から西に流れる「虎の尾」。
「虎の尾」の上流に向かうと・・・
「大曽根の瀧」がある。
徳川園の3つの出入口のうち、
この東門は閉鎖されていた。
休み処「四睡庵」の周りにある梅や桃、杏の花は
ほぼ満開だった。
菖蒲田。こちらのシーズンはまだ先。 観仙楼。その名の通り龍仙湖の眺めを楽しむためのもの。
「虎の尾」と「虎仙橋」。
園内の中央部、開けたところから西に広がる龍仙湖を見る。
中国・杭州にある西湖の堤防を縮景した「西湖堤」の
橋部分。橋または堤で湖・池を分かつ様式は2006年に
訪れた広島市の「縮景園」
でも取り入れられている。
牡丹園。こちらも見頃ではなかった。
龍仙湖の西側に回る。 瑞龍亭は織田有楽斎を祖とする尾州有楽流に因んだ
様式で造られた茶室。その名は徳川光友の諡号に因む。
徳川園で想定以上に時間を使ってしまったため、少々急いで市営地下鉄の大曽根駅まで行き、
名城線の右回り列車に乗車。本山駅から歩いて「東山辨天」こと泉龍山桃巌寺(曹洞宗)に到着したのは[17:19]。
(※[hh:mm]の時間表示はデジタルカメラのタイムスタンプ。以下同様。)
桃巌寺は末森城主織田信行(織田信長の弟)が父の織田信秀の菩提を弔うために現在の穂波町に創建し、
現在地には正徳4年(西暦1714年)に移された。
[17:20]扉のない「清浄門」をくぐる。 [17:20]不老門と「史蹟名勝 別格地 桃巌禅寺」の石碑。
[17:21]ここに来た最大の目的がこの、
末森城主織田信秀の廟所。
昭和26年の信秀没後400年の際に末森城跡の北西から
当寺内に移設された。なお、寺号は信秀の法号
「桃巌道見大禅定門」から取られている。
[17:25]廻りを3周すると「如何なる悪事災難も逃れ、
寿命福徳も願いのままに成就」すると謳われている
宝幢。
先客の中国人らしき観光客が去った後、
実際に3周してみたが、その後左足を捻挫するなど
災難が続いているようで、自分に霊験はなかった模様。
[17:26]桃巌寺本堂。拝観料1000円を払うと中に入れて
巨大木魚や「ねむり弁天」などを見られるそうだが、
すでに17時を過ぎており拝観時間は終了していた。
[17:28]辨才殿。他サイトによる当寺の参拝記によると
本堂から続く廊下から入るらしい。
屋上に聳え立つ塔も含めて禅宗寺院らしからぬ外観。

もう一つ、この日のうちに行きたいところがあったので、名古屋大仏も見ずに桃巌寺を後にした。
なお、自分は見逃してしまったようだが、他サイトによるとこの寺には男根型の像が多数あったらしい。
辨才殿の中も温泉地などにある「秘宝館」の如くその手のアイテムが収蔵されているとか。

<−−− 青春18きっぷの旅
2014春(その1)
名古屋2>
New Yen Town Station