青春18きっぷの旅2005夏
ムーンライトながら→蒲刈・豊島
[広島県呉市]
Moonlight Nagara→Kamagari & Toyoshima
2005年8月1日〜3日
大崎下島>

[0日目:2005年8月1日月曜日]
23時25分、
急行小田原行きが登戸駅を発車した。

2ヶ月前に母親からとある用事を頼まれ、広島県呉市の上蒲刈島に住んでいる親戚の家を訪ねることになったのだが、
急ぎではないとのことだったので、それならば青春18きっぷを使って行き、用事が終わったらいろいろと寄り道しながら帰ることにし、そのための計画を立てた。
蒲刈に行くのにまず大垣まで「
ムーンライトながら」で行くことと、帰路の途中でに神戸の伯母(母の姉)の家と岐阜県土岐市の祖母の家に寄って宿泊することは決めており、
行きの大垣→蒲刈の経路に関して「"
ムーンライト松山"で今治まで行き、今治から船」と
「東海道本線・山陽本線・呉線を乗り継いで仁方まで行き、仁方からバス」の2案を考えたのだが、勤務先で取れた連休は8月2日〜5日の4日間。
下りの
ムーンライト松山は8月5日からの運転なので使えず、結局選択の余地なしということで後者の案をとることになった。

急行
が本厚木駅に到着した時、時計は0時を回っていた。

[1日目:2005年8月2日火曜日]
JR小田原駅の発車案内。
1時6分発(9両編成)は毎日運行されていた
東京始発の定期列車「
ムーンライトながら」。
今回乗車した1時10分発(10両編成)は夏休みなどの多客時に運行された
品川始発の臨時列車「
ムーンライトながら91号」。
2016年現在では東京始発の臨時列車「
ムーンライトながら」として
多客時に運行されている。
終点・大垣でムーンライトながらから下車し、東海道本線・山陽本線・呉線を8時間余かけて乗り継ぎ、
14時33分に広島県呉市の呉線仁方駅に到着。
仁方桟橋近くの橋から撮影した下蒲刈島と安芸灘大橋。
橋の後ろには上蒲刈島が見える。
現在地はこちら↓
仁方桟橋から撮影した安芸灘大橋と上蒲刈島。
仁方桟橋にあった蒲刈の案内図。
下蒲刈町、蒲刈町とも現在は呉市の一部となっている。
仁方駅前停留所からバスに乗り、安芸灘大橋、下蒲刈島、蒲刈大橋を経て上蒲刈島に上陸。
宮盛停留所でバスから下車すると、親戚のおばさんが待っていてくれた。
そのまま車に乗せてもらい、島を一周する形で各地を案内してくれた。
上蒲刈島南東部にある「恵みの丘」の展望案内図。
天気がよければ四国が見えるらしいが・・・。
なお、図中の「屋久比島」は「尾久比島」の誤り。
現在地(恵みの丘)はこちら↓
尾久比島(左)と大子島(右)は見えたが、四国は見えず。
尾久比島(おくびしま)。
無人島だが、北にある豊島の住民によって昔は芋畑・麦畑が、
現在は蜜柑畑が作られている。
この後親戚の家に行き、用件を済ますと、この日は親戚の家に泊めてもらった。
[2日目:2005年8月3日水曜日]
上蒲刈島の大浦港に到着した、豊島経由大崎下島・立花行きのフェリー。
このフェリーに乗って豊島へ向かう。
大浦港はこちら↓
フェリーから見た上蒲刈島(大浦港付近)。
2000年に本州と下蒲刈島の間に安芸灘大橋が架かって以来、
呉駅などから安芸灘大橋、蒲刈大橋を通って
上蒲刈島までバスが乗り入れてくるようになった。
右に見える島は荷島(にしま)。
大浦港付近。中央の鳥居が見える神社は日高庄八幡宮。
手前左の島は笹島、手前右の島は沖ノ島。
左奥の豊島には、右奥の上蒲刈島との間に架かる予定の橋の橋脚が立っている。
豊島。右に見える橋が完成すると、本州から愛媛県の岡村島までが橋で繋がる。
※この豊島大橋は2008年11月18日に開通した。

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2005夏
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