鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの旅2007秋
高 山
Takayama
2007年10月7日〜8日
<上高地

高山濃飛バスセンターに到着すると、センター内で昼食をとった。

昼食後、飛騨国分寺を訪れた。
元文4年に建てられたという表門から入る。
境内にある鐘楼門。
宝暦11年改鋳の梵鐘には
永正11年の古銘があるため、
戦時中の金属供出を免れたという。
飛騨国白川郷出身の力士・白眞弓肥太右衛門の墓。
嘉永7年にペリーが黒船を率いて横浜に来航した際に
薪水米穀の供給運搬奉仕の一環で一度に8俵の米を運び、
アメリカ人を驚かせたという。
晩年は現役のまま年寄「浦風」を襲名する二枚鑑札となったが、
明治元年に病気のため死去。最高位は西前頭筆頭だった。
三重塔。
初代は天平13年に詔勅をもって建てられたが、
兵火にかかったり大風に倒されたりしては再建を重ね、
現存するものは文政4年に再建された。
本堂(重要文化財)。
大銀杏(国指定天然記念物)。
塔の跡の一部とされる礎石。
別アングルから撮影した鐘楼門。
前年の11月に悠仁親王のご誕生を記念して、
御印である高野槇が山門手前に植えられていた。
もう一度表門を撮影して、
飛騨国分寺から撤退。
高山の市街地で最も多くの
観光客が訪れるであろう
観光スポット、高山陣屋。
門をくぐってすぐ正面にある御役所。
陣屋内にあった土蔵の一つ、
帳面土蔵の跡。
天保12年(1841年)に新築された
書物蔵。
高山陣屋そばの中橋公園に建つ
飛騨匠・韓志和(木鶴大明神)の銅像。
韓志和は平安時代の彫刻の名手で、
「自作の木鶴に乗って唐へ渡り、
穆宗にからくり仕掛けの鳥の像を献上して喜ばせた」
という伝説の主。
宮川に架かる朱塗りの「中橋」を渡る。
高山市三町伝統的建造物群保存地区
(いわゆる「古い町並み」)の1つ、
恵比須台組保存地域。
観光客で人通りが絶えなかった。
高山市政記念館。
旧高山町役場の建物を利用している。
福来博士記念館。
福来友吉の研究内容などが展示されている。
豊川城山稲荷。
明治11年に建立された。
光耀山照蓮寺(浄土真宗大谷派)。
元は白川村中野にあったが、同地が御母衣ダムの建設に伴って
(御母衣湖の)湖底に沈むため、昭和35年に現在地へ移転してきた。
鐘楼。
吊るされている梵鐘は
もともとは飛騨安国寺のもので
飛騨地方で現存最古らしい。
本堂(重要文化財)。
重文指定は現在地への移転前(昭和31年)。
山門。
山門脇の建物(用途不詳)。
城山からの高山市街の眺め。
50分ほど前に渡った
中橋が見えた。
高山市街の眺め(別アングル)。
高山市政記念館
(旧高山町役場)まで戻ってきた。
高山城跡を見て来なかったことは
帰宅してから気づいた。
中橋より1つ北側の「筏橋」。
筏橋から中橋を見る。
JR高山本線の高山駅。
花里跨線橋から
高山駅構内を見る。
昭和児童公園(ポッポ公園)に
静態保存されている車両。
←キ132号雪かき車
9600形蒸気機関車19648号→
2車両を別アングルで撮影。
昭和児童公園の全景。
高山駅構内へ。
1番線には高山止まりの列車、
2番線にはこれから乗車する
10時35分発美濃太田行き列車、
3番線には猪谷行き列車が停車中。
高山駅構内に留置されている列車たち。
地下通路には
「海抜573m、岐阜より136.4k」
という案内板が設置されていた。

美濃太田には13時13分に到着。
美濃太田からは多治見始発の岐阜行きに乗り継ぎ、その後岐阜、豊橋、浜松、熱海、大船での乗り継ぎを経て
新宿で「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」の使用を終了した。


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