青春18きっぷの旅2009夏(その2)
鉢形への旅

2009年8月20日


2009年夏の青春18きっぷの旅は、2回目以降はすべて日帰りだった。
2回目は利用期間も残り少なくなった8月20日に決行。
南武線→中央線→八高線と乗り継いで埼玉県寄居町の寄居駅までやってきた。
寄居駅から南下すると、正喜橋で荒川を渡る。
奥には東武東上線の鉄橋が見える。
橋を渡ると、向かって右側(南西方向)に鉢形城公園が広がる。
このあたりは中世・戦国時代に鉢形城があり、
戦国時代末期には後北条氏の拠点のひとつとなっていた。
この画像に写っているあたりは笹曲輪だった。
公園内には石垣が残されている。
門跡のような地形。
このあたりは本曲輪で、この坂を上がると伝御殿曲輪。
伝御殿曲輪。さらに奥に進むと・・・。
御殿があったのはこのあたりだろうか。
城山稲荷神社の鳥居を潜り、二の曲輪へ。
二の曲輪。
城山稲荷神社。
土塁と堀の向こうには三の曲輪がある。
土塁の外側には木製の柵が再現されている。
二の曲輪の土塁に登り、三の曲輪を見る。
二の曲輪と三の曲輪の間にある空堀。
三の曲輪から空堀と二の曲輪を見る。
馬出より三の曲輪を見る。
三の曲輪。復元された門と石積み土塁が見える。
門より内側は城主北条(藤田)氏邦の重臣が守っていた秩父曲輪といわれる。
復元された石積み土塁。
三の曲輪から荒川の上流方面を望む。
中央やや左の奥には八高線の鉄橋が見える。
鉄橋をズームで撮影。
ちょうど八高線の高崎行き列車が橋を渡りきったところだった。
復元された伝秩父曲輪の門。
東屋の建っているあたりには庭園があったらしい。
門の左手には諏訪神社へ至る虎口が見える。
復元された門を正面から撮影。
虎口。奥に進むと諏訪神社がある。
大手口そばにある諏訪神社。
虎口から城内を見る。
八高線の第五立原踏切そばから撮影。
「諏訪神社」の石柱の左を通る道が参道跡らしい。
外堀と思われる空堀。
弁天社があったとされるあたり。
公園を縦貫する道路のそばから三の曲輪を撮影。
三の曲輪と二の曲輪の間にある空堀。
外曲輪跡にある鉢形城歴史館。
鉢形城歴史館を後にすると外曲輪の土塁上を北上し、県道30号に出ると今度は東進。
東武東上線鉢形駅に着くと、そこからは東上線の線路に沿ってさらに東進。
途中で通りかかった波羅伊門神社。
「波羅伊門の家族」などがいそうな気配はなかった。
今回もうひとつの目的地、埼玉県立川の博物館。
「立川の博物館」ではない。
こちらが博物館本館。
上の画像で右側に見えているのはウォーターアスレチック「荒川わくわくランド」。
自分には場違いなため、今回はそちらに足を踏み入れなかった。
敷地内には荒川および川沿いの地形を1/1000にした「荒川大模型173」がある。
「荒川大模型173」の源流側の端。
「荒川大模型173」の河口側の端。

博物館見学後は鉢形駅に戻り、東武東上線→寄居→秩父鉄道→熊谷→高崎線→大宮→埼京線→新宿と乗り継いで青春18きっぷの使用を終了した。


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