青春18きっぷの旅2011春(その2)
篠 山(兵庫県篠山市)

2011年4月6日


12時10分に篠山口駅に到着。
ここからはかつて篠山軽便鉄道が篠山方面に通っていたが
国鉄篠山線に道を譲るため廃止。
国鉄篠山線(篠山口−福住)も利用客が少ないことから
昭和47年(1972年)に廃止されている。
現在、篠山市街地へ行くための公共交通機関は
神姫バスである。
12時37分発の篠山営業所行きに乗車。
バスから下車したのは誓願寺前の篠山本町停留所ではなく、一つ手前の西町停留所。
理由は運賃の差(篠山本町まで:280円、西町まで:240円)。
西町バス停から少し歩いて清浄山誓願寺に到着。
誓願寺はもとは八上城下(高城山麓)にあったが、
慶長15年(1610年)に現在地に移転した。
楼門は篠山市指定文化財。
誓願寺本堂。
篠山郵便局前。
この道の先は篠山城跡。
その前に、篠山市立歴史美術館を見学。
篠山城外堀(北東隅)に到達。
←は西方向、→は場内を撮影。
堀沿いに桜が植えられており、
4月2日・3日には
「丹波篠山さくらまつり」が行われたらしいが、
肝心の桜の花はほとんどが蕾だった。
同じところから南方向を撮影。
少し西に移動して、大書院を中心に撮影。
大手馬出があったところ。
堀・土塁はすでになく、現在は普通の十字路。
篠山藩地方役所門。
地方役所は大手馬出の東側にあったが、
昭和57年に移築された門の現在地は
馬出があった場所の西側にあたる。
高城屋敷門(篠山市指定文化財)。
八上城の屋敷門であったとされている。
平成10年に現在地に移築された。
青山歴史村。
元は旧篠山藩主青山家の別邸「桂園舎」だった。
昭和59年に一般公開が開始され、青山家の財産・
藩政資料の一部が見られる。
旧澤井家長屋門(篠山市指定文化財)。
土橋を渡り、篠山城へ。
土橋の途中で両側の堀を見る。
←向かって左(東側)
向かって右(西側)→
三の丸から二の丸北側を撮影。
北廊下門跡の道を上る。
逆S字クランクを上って、冠木門をくぐる。
平成12年(2000年)3月に復元された大書院。
二の丸から南馬出方面を見る。
櫓台跡。
二の丸。
本丸の石垣。
ここから本丸(青山神社)へ進む。
本丸に鎮座する青山神社の拝殿。
「子爵青山忠誠公追慕碑」。
注連縄が巻かれたご神木と思われる木に
小さな社の屋根だけが乗っかった
シュールな光景。
本丸から二の丸を見る。
青山忠誠公頌徳碑。
「贈正四位隆徳青山君碑」と刻まれている。
青山神社本殿。
本丸南東隅にある天守台(殿守台)。
実際に天守台に天守が築かれることはなかったが、
その代わりに一重の隅櫓が南東隅に築かれた。
天守台から南西方向を見る。
天守台からの景色。
←南東方向|南方向→
南東方向に見えるのは
篠山小学校の校庭。
このあたりは庭園跡だが、
正確な資料が不足していることから
築山のみ復元された。
奥には埋門が見える。
二の丸西部から御殿跡を通して本丸を見る。
埋門に近づいてみる。
埋門は閉められており、
南側への通り抜けはできなかった。
北廊下門跡を通って二の丸から三の丸へ。
「史跡 篠山城跡」の石柱前に戻ってきた。
外堀の外側を西に進む。
外堀沿いの道より1つ西にある道
(お徒士町通り)を南下すると
武家屋敷群がある。
武家屋敷の1つ、安間家は
史料館として公開されている。
敷地内の桜は3割〜4割ほど
開花していた。
武家屋敷の1つ、小林家の長屋門。
外堀の南側。
南門馬出濠。
南門馬出の土塁。
南側から外堀越しに篠山城跡を見る。
南門馬出跡。
南側からの篠山城跡への入口。
篠山藩校・振徳堂跡付近。
奥には武家屋敷・佐藤家がある。
南門馬出濠。
南側から見た天守台。
外堀の東側。
東門馬出跡。
南門馬出濠。
外側から見た東門馬出。
丹波杜氏酒造記念館。
記念館前には酒樽の形をした
「丹波杜氏顕彰碑」がる。
春日神社。
春日神社本堂。
傍らには青山忠良公顕彰碑などがある。
能舞台(国指定重要文化財)。
春日神社前バス停から篠山口駅行きバスに乗車。
篠山口駅に戻ってきた。
福知山線で三田に移動したが、
時間があれば寄る予定だったところはすでに閉館している時間のため、
途中下車せずそのまま神戸電鉄三田線に乗り換え。
新開地行き準急列車に乗って次の目的地・神戸へ向かった。
New Yen Town Station
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